ホワイトニングについて

ホワイトニングとは

歯を白くするための方法として知られる「ホワイトニング」ですが、様々な方法があるのはご存知でしたか?当院では患者様のご希望に合ったホワイトニング方法をご提案させていただきますので、快適に、ストレスなく美しい歯を手に入れることが出来ます。

ホワイトニングの主な種類

  • ホームホワイトニング:自宅でマイペースにホワイトニング
  • オフィスホワイトニング:歯科医院で短期間で歯を白く
  • デュアルホワイトニング:ホーム、オフィスホワイトニングの併用でずっと美しい白い歯に
  • ウォーキングブリーチ:神経のない歯の変色の改善に

ホワイトニングの原理

ホワイトニング剤は過酸化水素(オフィスホワイトニング)または、過酸化尿素(ホームホワイトニング)が主成分としてできています。過酸化水素、過酸化尿素が分解されるとフリーラジカルが発生します。

フリーラジカルが歯の中に浸透していき、歯の着色物質を分解し色を薄くしていきます。この効果により、歯の色が白くなっていきます。歯の中にフリーラジカルが浸透していきますので、マウスピース型矯正を行なわれている方で、歯の表面にアタッチメントをつけている方でも、歯全体が白くなっていきます。

ただし、虫歯などで歯にレジンを充填されている方はレジンの色は白くならないため、ホワイトニングの後に充填のやり直しが必要となることがあります。

当院で使用のホワイトニング剤

ホームホワイトニング剤

Opalescence(過酸化尿素10% 15% 20%)、Opalescence Go(過酸化水素6%):過酸化尿素12%程度に相当

オフィスホワイトニング

Opalescence Boost(過酸化水素35%)

ウォーキングホワイトニング剤

Opalescence Endo(過酸化水素35%)

ホームホワイトニング

まず最初に歯科医院で検査を受けていただき、マウスピースを作成。それから患者様ご自身でホワイトニングを行っていただきます。ご自宅やお好きな場所でお好きな時にホワイトニングを行えるというメリットがあります。

ホワイトニングに使う薬剤はむし歯、歯周病を悪化させてしまうことがありますので、ホワイトニングの前にはお口の中のチェックを行います。

自分のペースでホワイトニングが出来るため、忙しい方にもおすすめの方法です。白くなるまでに時間はかかりますが、白さが持続するというメリットがあります。

お手軽ホームホワイトニング

Opalescence Go

カスタムトレー不要のため、今すぐにホワイトニングを行いたい方におすすめです。好きな時間、好きな場所でお手軽にホワイトニングを行うことができます。1パッケージ10回分、1日最大90分使用が可能です。

オフィスホワイトニング

全て歯科医院に任せて歯を白くするというのがオフィスホワイトニングです。ホワイトニング剤を歯の表面に塗り、LEDライトの光を使う場合、薬剤のみでホワイトニング剤を反応させる場合があります。

歯科医院に数回通院する以外、特に患者様に行っていただかなければならないこともなく、ホームホワイトニングに比べると短期間で白くなるため、効果を実感しやすいホワイトニングです。いつまでに歯を白くしたい!みたいな方にオススメのホワイトニングです。欠点として、ホームホワイトニングより白さが持続しにくいところがあります。

オフィスホワイトニング・ビタミンC点滴の様子

オフィスホワイトニング・ビタミンC点滴の様子

当院は、ホワイトニングを行いながらビタミンC点滴を受けることもできます。お気軽にスタッフへご相談ください。

デュアルホワイトニング

ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを並行して行っていくという方法で、より早く歯の白さを実感することが出来、さらに白さが長続きするのが最大のメリットです。

効果が長続きするという「ホームホワイトニング」と、白さの度合いが高く、より早く白くなる「オフィスホワイトニング」の良いところを合わせた方法がデュアルホワイトニングと言えます。

結婚式の前に利用されることも多く、ウェディングホワイトニングと呼ばれることもあります。とにかく短期間で歯を白く、美しくしたいという方におすすめです。

ウォーキングブリーチ

ウォーキングブリーチの特徴

  • 神経が死んでしまった歯のみ行える方法です(歯根治療の際、樹脂を詰めていないとホワイトニングはできません
  • 歯の中にホワイトニング薬を詰めたら、帰宅することが出来ます
  • 2~4回程繰り返します
  • 被せ物を白くするホワイトニングではありません。
  • 審美的な被せ物をする際に歯の変色が強い場合、良好な審美性を獲得しにくい場合があります。その際、歯の変色を脱色し、かぶせることで、審美性の高い治療を行うことができます。

治療手順

  1. 歯の裏側から穴を開けます
  2. ホワイトニンク薬剤を歯の中に入れ、蓋をします
  3. これを1週間おきに交換するのを、2~4回繰り返します
  4. ホワイトニングが完了したら歯の裏の穴を埋めて完了です

ホワイトニング症例

症例:ホームホワイトニング

ホームホワイトニング開始2週間で歯の色調が明るくなっている。

撮影条件:NikonD7000, TAMRON AF90mm F/2.8 Macro 1/250sec , F25 , ISO200

処置名 生活歯(神経のある歯)に対してのホームホワイトニング
初診時年齢 43歳
ホワイトニング範囲 上下左右第一大臼歯まで
来院頻度 1ヶ月に2回程度
治療期間 2週間程度
費用の目安 20,000円~25,000円程度
リスク

・歯が一時的にしみることがある

・歯茎が一時的に痛むことがある

・修復歯、補綴(被せ物)歯にはあまり効果が得られない

・後に修復物の詰め替え、補綴のやりかえ(被せ直し)が必要となることがある

・失活歯(神経の無い歯)にはあまり効果が得られないことが多い

・さぼってしまうと、効果が得られにくい

症例:ウォーキングブリーチ

失活歯(神経の無い歯)の裏側からホワイトニング薬剤を入れ、2週間毎に計2回薬を作用させ1ヶ月後の経過。 上前歯2本のオレンジがかった茶色い色調が明るくなり、より自然な色調に変化している。

主訴 前歯2本の変色が気になる
処置名 #11、#21に対するウォーキングブリーチ (神経の無い歯に対するホワイトニング
初診時年齢 37歳
診断名 失活歯による歯牙変色
来院頻度 1ヶ月に2回(2週間に1回)
治療期間 1ヶ月半
費用の目安 1本1万円程
リスク 歯根破折が生じる可能性がある

ホワイトニングQ&A

Q
ホワイトニングでどのくらい白くなる?

ホワイトニングで白く出来る程度についてですが、歯の密度や個人差もありますので、限界があり、真っ白になるという訳ではありません。黒ずんだり黄ばんだりしてしまう前の色に戻るというようなイメージでお考えください。

Q
色が元に戻ってしまう事はある?

効果の持続は個人差がありますが、時間が経つことや、日々の生活によって徐々に色が戻っていきます。色が戻る原因になる場合のあるものとして煙草、お茶、コーヒー、カレーなど色の濃い食事があります。

Q
マウスピース矯正治療中にホワイトニングは併用できますか?

できます。 歯の表面にアタッチメントが付着していてもホワイトニングにはほどんど影響が出ません。 矯正で使用中のマウスピースをそのままカスタムトレーとして用いることができます。

Q
ホワイトニング治療の注意事項は?

ホワイトニングの前後は色の濃い料理や食材、飲み物は避けるようにしましょう。(煙草、ワイン、コーヒー、カレー、トマト料理など)

Q
虫歯・歯周病があるときはどうするの?

効果が出ない場合や、知覚過敏の原因となってしまうことがあるため、ホワイトニング治療の前には必ず虫歯・歯周病を終えておく必要があります。

大田区萩中・糀谷のエイル歯科・矯正歯科では、患者様のご希望にあったホワイトニング法をご提案いたします。ご予約はこちら